浦安市市民活動センターファイバーリサイクルうらやす

団体の紹介

 日本では、昔から布を大切に扱ってきました。「衣」を生活に欠かせないものとして、刺し子や裂き織りなど美しく長持ちさせる工夫をしてきました。でも今、捨てられる量が増えています。繊維製品のリサイクル率は約10%で残りはゴミとして捨てられ焼却されたり、タンスの中で眠ったままになっています。もともと「布」はいろんな人たちの手でリサイクルされてきた貴重な資源です。だから、私たちは市民の手で回収ルートを作り、リサイクルをすすめています。
 回収された古着、古布の約50%は主にアジアに中古衣料として輸出されています。この大きな古着市場があることで日本の繊維リサイクルが成り立っています。リサイクルの流れの先にあるアジアの人々の暮らしと私たちの暮らしのつながりを古着の行方を通してもう一度見直すことをすすめています。

【活動の5つの目的】
◆環境の保全   
 大切な資源を活かすために再利用をすすめます。
◆ゴミの減量化   
 リサイクルをすすめて、ゴミとして捨てられる量を減らします。  
◆市民事業の展開  
 リサイクルをすすめていくための事業をおこします。
◆第三世界との連携
 活動で得た収益は、パキスタンのカラチ市スラム地域の学校「アルカイールアカデミーコンピュータークラス」の運営費として寄付しています。
◆地域社会への貢献
~「もったいないね!」を合い言葉に楽しくリサイクル活動!!~
浦安市内(一部行徳地区)10箇所にて古着を回収しているグループです。
他にも・・・
◆小中学校での出前授業      
◆布ぞうり講習会
◆見学会や学習会         
◆イベント出展
◆フリーマーケット出店      
◆リサイクル着物市開催
◆さき織りバッグや布ぞうりの販売 

*ボランティア作業日
浴衣をほどいてぞうりの材料を作ったり、古布でリサイクルの小物作りを楽しんでいます。

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