移動クリニックの実施
ミャンマーの山岳地帯に位置するチン州は、ミャンマーで最も貧しい州とされ、Hualngoramはチン州の西部、インドとの国境に位置する地域です。
ハートシップ・ミャンマー・ジャパンでは、クーデター後に崩壊している社会インフラを支えるべく2021年6月に立ち上がった民間の組織であるHualngo Peoples Organization (HPO)と協力し、この地域で教育および医療支援を実施しています。
2023年2月、移動クリニック用の資金として¥100,000を送金を実施。薬の購入や移動クリニックの実施に必要なバイクのガソリン購入費用として使われました。
ボランティア医師率いるHPO 保健グループの17名で、2月28日にVutbual村、3月1日にKawilam村、3月2日にOld Haimual村の3村を訪問しました。治療した主な病気・症状は、インフルエンザや風邪、胃の不調、筋肉痛、甲状腺の問題、痔、腸内寄生虫。簡単な手術も3件行ったとのことです。
軍事クーデター以降、地域の病院は閉鎖されているため、今後も日本から支援金を送り移動クリニックを実施していく予定ですが、国軍による空爆が今なお続く地域ということもあり、次に予定していた回は延期を余儀なくされました。現地の状況が整い、活動を再開予定です。
ホームページやインスタグラムでも活動の様子を公開しています。こちらでは英語と日本語を併記して情報発信していますのでぜひご覧ください。
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